鋳造工程の全体マップ

01

材料入荷から合金ストック

入荷した材料は一番奥にある資材倉庫まで運ばれます。資材倉庫には合金のストックがズラリ。

02

型枠の砂を木型で抜く造形作業

造形所では、型と枠を使い手や道具で生砂をつめて型をとる「型込め」をします。砂の状態を肌で感じ型を込み、砂の詰まり具合や抜型により鋳物師の腕が試される鋳造の原点です。さまざまな製品の木型を型枠に入れ、砂を敷き詰め、隙間を埋めてゆく。最後に、木型を抜いて2つを合わせます。

03

これぞ鋳造の要、注湯工程

次に溶解炉で1200度まで熱く溶かした金属を鋳型に流し込む「注湯」工程です。材料が冷えて固まったら、「型ばらし」をして砂型を壊し、鋳物を取り出します。

04

ブラスト、バリ取りで仕上げる

そして製品に残ったバリや不要な部分を切断し、仕上げの工程へ。

05

鋳造+機械加工

汎用旋盤、CNC旋盤、マシニングセンタなどの設備が揃った加工場で各種の加工を行います。

06

3次元測定で微細な形状を測定

1000分の2㎜の細かい範囲まで測定し、製品が図面通りの寸法かをチェックします。360°回転して計測するため測り漏れのない高精度な品質管理を実現。

07

組み立て・耐圧検査で製品に

部品の取り付けを行い、商品の不具合がないか最後に耐圧と外観の検査を行います。

08

出荷、お客様へ

組み立てが終わった製品を出荷します。